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【第二部】天疱瘡の原因(食事・代替療法・ストレスその他)を探る:医学論文の事例から

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 【第一部】に引き続き、以下の疑問に、政府や研究機関の公式情報・論文・その他を用いて、当ブログの考えをまとめます。

  • 天疱瘡を引き起こす・治す・悪化させる食べ物はあるのか
  • 天疱瘡に代替療法は効果があるのか
  • 天疱瘡は、ストレスや紫外線など、外的要因によって引き起こされる・悪化するのか

 

 今日は、医学論文の事例から、アプローチしていきます。

 最初に申し上げておきますが、医学の公式見解は、【第1部】で紹介したものです。

 医学論文の事例が存在するからといって、それが世界中の患者に当てはまるとは限りません。読者のみなさんにも、当てはまるかどうかわかりません。ご注意ください。

 また、医療系の論文は無料公開されていないものが多く、最新事例を紹介することは難しいです。ご了承ください。

 

 

更新日:2019.1.30

はじめに

 医療情報には、主に3種類あると私は考えています。この記事では、3種類を明確に区別しながら、書いていくことにします。

1.医学界の公式情報

 政府や研究機関、学会の公式情報。医師はこういった公式情報に基づいて治療するため、信頼性は100%でなければならないし、患者の大半に当てはまる情報でなければならない。

 医学界の公式情報を読み解いた記事はこちら。

www.hellomyfighters.com

2.医学論文の事例

 医学界の公式情報とは異なる稀な事例や、新しい考え方を発表する場。科学的な説得力が常に求められる。「査読論文」は学会の偉い人たちがOKを出したということで、極めて信頼性が高い情報。

3.患者さんの体験談

 まだデータが足りず、科学的に検証できないが、実は革新的な新事実が含まれていることもある。こういった新事実が、今後、医学論文になる可能性もある。

 ただし、不適切な実験、主観的な分析、無知により、全く科学的根拠のない情報に仕上がっているケースもあるので、細心の注意が必要。

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1.医学論文の事例:天疱瘡と食事

 「天疱瘡を引き起こす・治す・悪化させる食べ物はあるのか」。

 医学論文では、食事に関する研究というか、ストレスなども含めた要因全般の研究が多いです。論文としては、1990年代に好んで扱われたテーマらしく、研究はその年代に集中しています。

 とにかく複雑で、もう私の手には負えないのですが、かる~くご説明します。 

まず、天疱瘡は、薬によって発症することがあります。(薬剤誘発性天疱瘡)

「薬で天疱瘡が発症するなら、こういう成分を含んだ食べ物でも発症するだろう」というのが、最初の仮説であったようです。

Since some nutrients have chemical compositions similar to these known causative drugs, these nutrients may act similarly and, therefore, nutritional factors should also be suspected.

(天疱瘡の原因となっている化学物質とよく似た栄養素は、同じような作用を持つと考えられ、このため食べ物による発症も考慮するべきである)

引用元:Tur E, Arch Dermatol. 1998 Nov;134(11):1406-10.

Diet and pemphigus. In pursuit of exogenous factors in pemphigus and fogo selvagem. - PubMed - NCBI

タンニン、チオール、イソチオシアネート説

 これらの化学物質は、いずれも天疱瘡を引き起こす薬剤に含まれる化学物質と同じような働きをするものだそうです。(参考文献1、2) だから、こういうものが入った食べ物を食べれば、天疱瘡になるんじゃないかという仮説ですね。

 言っていることは「なるほど!」と思いますよね。個人的な体験からすると全く該当していないんですけど(笑)。

 この参考文献1,2に出てくる人たちって、毎日タンニンがたくさん入った川の水を飲んでるアマゾンの民と、毎日スパイス(ほぼ全てがチオール等を含む)を食べてるインド人なんですよね。日本人でインド人並みにカレー食べてる人っている?

 まあ私の個人的な体験なんか、この場合はどうでもいいですね!

アリル説

 これもタンニン等と一緒で、化学物質としては天疱瘡を発症させる薬剤と働きが一緒だそうです。(参考文献3)

実際にやってみた

 2011年、エジプトで実際にこれらの物質を抜いた食事療法を実施した研究がありました。(参考文献4)

 この研究の結果、12名の患者全てが、ステロイドの量を減らせたそうです。

一連の説の謎

 参考文献1〜3は大体1990年代後半に出てきた説です。もう20年くらい経つのに、なぜこれは医学的コンセンサスになっていないのでしょうか。

 【第一部】でも紹介した、天疱瘡に関するコンセンサス(2018年)は、このように述べています。

Information for patients and their families

(患者・その家族に対して情報提供すること)(中略)

Counseling on dietary restrictions not necessary due to insufficient evidence.

(食事療法の指導は、証拠が不十分なため、必要ない。)

 出典元:https://www.researchgate.net/publication/323082763_Diagnosis_and_Management_of_Pemphigus_recommendations_by_an_International_Panel_of_Experts

 

 また、「天疱瘡 食事」などのキーワードで検索すると、多くの情報源(民間)がタンニン、アリル等の危険性について書いています。しかし、それらのソースって全て参考文献1〜3か、この筆者と同じです。新たな研究がほぼ行われていないんです。

 我々にはよくわからないのですが、医学者がこれらの論文を読むと、「なんじゃこりゃ、これはないわー」と思ってしまうものなのか?それとも何か別の原因があるのか?別の研究で否定されたのか?

   これは私の読み方かもしれないし、他の論文で検証してるのかもしれないのですが、この参考文献1〜3って、実際の患者で試してみたわけではなくて、その土地の慣習が原因に違いないっていう推測なんですよね。つまり科学的な検証っていうか、社会学的な検証なんですよ。

 何にせよ、この言説が医学的コンセンサスのいう「十分な証拠」にあたっていないことは、心に止めておいてほしいと思います。

既に20年も世にある、唯一食生活に言及してる論文です。専門家が知らないわけないです。専門家は知ってて、「不十分」と判断したんです。その判断は重いです。

もし、実際にやってみようとする方は

 「医学的コンセンサスなんてなくてもいい、とりあえずやってみる!」という方向けの情報なのですが、これらタンニン説などの研究グループは、どのくらいの量を食べれば天疱瘡が発症・悪化するのかについては、述べていません。

 参考文献4で述べたエジプトの研究者も、食事療法の内容を詳細に書いていないので、あまりはっきりしたことが言えません。元々死ぬほどタンニンやアリルを食べてる人が劇的に減らしたのか、日本人のようなマイルドな食事をしていたのか。

 食事療法を行うときは、栄養失調になる可能性があるので、細心の注意を払ってください。本気でやると、食べれる野菜がほとんどなくなります。

 とにかく全てお医者さんに相談してください。

 一応、該当する食べ物を載せておきます。

・チオール:にんにく。玉ねぎ、シャロット、チャイブ、リーキなどに代表されるネギ属

・イソチオシアネート(マスタードオイル):マスタード、ホースラディッシュ、ヤマガラシ、カブ、ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツ、カリフラワー、ケッパーなど約3200種の植物に含まれる。

・フェノール:ウルシに含まれるウルシオールは接触性皮膚炎を引き起こすことがあり、マンゴー、ピスタチオ、カシューの仲間であるポイズンアイビー、ポイズンオーク、ポイズンスマック(訳者注:いずれも植物)に含有されています。また、人工甘味料のアスパルテームは、フェノールが含有されている。トマト、じゃがいも、マンゴー、バナナ、牛乳や乳製品(牛が綿の実などフェノールを含む飼料で育った場合)などに含まれるシナモン、シナモン酸、ピネンもフェノールが含まれている。

・タンニン:コーラナッツ、茶、コーヒー、ラズベリー、さくらんぼ、クランベリー、ブラックベリー、アボカド、バナナ、りんご、マンゴー、梨、ナス、ぶどうの皮、ココア、しょうが、朝鮮人参、にんにく、ローズマリー、クズウコンなどに含有されている。

 出典元:

Autoimmune Blistering Disease | Risk Factors | International Pemphigus Pemphigoid Foundation (IPPF)

 

2.医学論文の事例:天疱瘡と代替療法

 第2の疑問です。「天疱瘡に効く代替療法はあるのか」。

 まず大前提として、代替療法の選び方は当然「免疫を抑制する方向に働くもの」を選んでください。免疫を増大させるものを選ぶのは、ステロイドの180度真逆に疾走することになります。命に関わります。

 100万回いいますが、ステロイド登場前は、95%が死んでいた病気です(尋常性天疱瘡)。ステロイドの作用の真逆に疾走すると、どうなるかは想像できるでしょう。

 ステロイド等と何かを併用したい方は、全てお医者様に相談してください。

漢方

 まず、漢方に関しては、さすが日本、日本語でも論文が出てきます。

 これはあくまでも一つの事例と考えていただきたくて、最新の情報でも何でもないのですが、天疱瘡では柴苓湯、水疱性類天疱瘡で清脾除湿飲加減の治療例があります(参考文献5,6)。英語でも天疱瘡×漢方の事例がでてきますよ。

 

 つまり、漢方が天疱瘡・類天疱瘡にプラスに働いた事例はちゃんと存在します。学会のお墨付きももらっています。

 ただし、単独ではないです。ステロイド等との併用ですね。

 最新の医学では見解が異なっている場合があるかと思いますので、そのあたりは必ず主治医に聞いてください。そのへんのネット上の人を捕まえて聞くのはやめましょう。命の危険があります。

アーユルベーダ

 アーユルベーダの事例もあります(参考文献7)。こちらは、ステロイドなしで単独の使用したみたいな感じに読めます。

つまりどういうことか

 事例レベルでは、代替療法で結果が出ているものもあるんですね。

 しかし、これがまだ医学的コンセンサスになっていないことは、覚えていてください。医師たちからすると、代替療法で治るのは革新的だから、びっくりして論文に書くんです。自分は、医者をびっくりさせるだけの事例になれるのか、なれないのか。

最後に、自己判断の代替療法の危険性について、ご紹介します。

 代替療法を褒める論文もあれば、ディスってる論文もあります。どちらも紹介しておくべきだと思いますので、紹介します。

55歳,女性の落葉状天疱瘡患者.ステロイドへの不安により,4年間さまざまな民間療法や不適切療法を試みた結果,症状を著しく悪化させた.治療はプレドニゾロン50mg/日にて症状は軽快せず,ステロイドパルスを必要とした.自験例は,医療提供者の不十分な対応と,医療不信をかきたてる誤った情報の氾濫,そして悪徳ともいえる業者の横行の結果による1例と考えた.

出典元:不適切療法に4年間固執し重症化した落葉状天疱瘡の1例 (臨床皮膚科 57巻3号) | 医書.jp

55歳, 男性。当科初診の約2年前より躯幹に米粒大の丘疹が出現し, 徐々に増数してきた。近医にて尋常性乾癬と診断されたが長期間通院せず, 独自に民間療法を続けていた。当科初診の5ヵ月前から急激に皮疹が拡大し, 心不全徴候を伴う紅皮症状態となったため当科を受診した。

出典元:紅皮症化した落葉状天疱瘡の1例

プレドニゾロン40mg/日より治療を開始し,改善したため漸減したが,服薬コンプライアンス不良であり,症状は一進一退である.

出典元:紅皮症を呈した落葉状天疱瘡の1例 (臨床皮膚科 62巻7号) | 医書.jp

 

 この情報の少ない天疱瘡で、「民間療法を独自に使って症状をめちゃくちゃ悪化させた患者」「服薬コンプライアンス(言われたとおり薬を飲まない)」など、患者自身の不適切な態度に関する論文が出ているというのは、結構驚きです。よほどお医者様も衝撃だったのでしょうか。

 ちゃんとお医者様と相談しましょう。そうしないと、論文になってしまいますよ。

 

3.医学論文の事例:天疱瘡とその他の要因(ストレス、紫外線など)

 最後の質問です。「天疱瘡は、ストレスや紫外線、その他の要因によって引き起こされる・悪化するのか」という問いです。

 研究の方法としては、なるべくたくさんの天疱瘡患者さんに、生活の特徴について聞き、患者さんではない人達と比べて傾向を見比べたりします。

 これらの研究は、最早カオスです。「要素Aは関係あるよ!」という研究と、「関係あるとは言えない」という研究と、大体どっちもあります。

ストレス

  • イスラエルの患者(参考文献8):55人の患者に聞いたところ、ストレスは関係があるとは言えなかった。
  • インドの患者(参考文献9):100人の患者に聞いたところ、ストレスに関しては、健康な人のほうが多く感じていた。

 ストレスに関しては、「関係あるよ」といっている論文もあるのですが、これらは健康な人と比べているわけではなく、ただその患者が「最近辛いことがあって」と言ってたというだけの話のようです。

 天疱瘡とストレスの関係性を述べた論文を集めて、レビューした論文がありました。

 The publications we have found focus mainly on reports of cases and the potential relation to previous experiences of stressor life events; only two studies used control groups.(中略)And the need for more studies on the subject should be emphasized.

(我々が発見した研究は、個別の事例報告と、発病前の出来事とが関連している可能性を述べているものばかりだった。健康な人の集団との比較を行ったのは、2件だけである)

(この件に関しては、さらなる研究が必要である)

引用元:Morell-Dubois, Stressful life events and pemphigus. 2008;216(2):104-8. doi: 10.1159/000111506. Epub 2008 Jan 23.

http://www.odermatol.com/odermatology/supp32013/7.Pemphiguspsych-MatiasAB.pdf

 ストレスが天疱瘡を悪化させるかどうかは、研究事例からもはっきり言える段階にはないようです。

 

喫煙

「喫煙って体に悪そうだなぁ、天疱瘡にもきっと悪いんでしょ?もしかすると受動喫煙かも・・・」と思っているあなた、それは非科学的です。

  • インドの患者(参考文献9):100人の患者に聞いたところ、天疱瘡の患者には喫煙者が少なく、健康な集団の方が喫煙者が多い。
  • イランの患者(参考文献10):210人の患者に聞いたところ、天疱瘡の患者には喫煙者が少なく、健康な集団の方が喫煙者が多い。
  • 各国の患者(参考文献11):126人の患者に聞いたところ、天疱瘡の患者には喫煙者が少なく、健康な集団の方が喫煙者が多い。

 どうでしょうか。この論文の結果を信じて、喫煙者になってみては!?!?

 食べ物だったら「ちょっと試してみようかな・・・」と思う方、タバコはどうですか?多分嫌ですよね。天疱瘡が治るかどうかもわからないのですが、逆に別の病気のリスクを爆上げすることになりますよね。

 論文とはいっても、患者の生活にすぐに役立てられるか(役立てて危険がないか)というと、そうじゃないということです。新しい事例全てを試せばいいというわけではありません。きちんと考えた上で、試す必要があります。

その他の要因色々

 日本の患者さんブログとかでは、食事とストレスくらいしか要因が上がってないのですが、海外では、全く異なる観点の研究も行われています。

  • 避妊用ピル(参考文献12)
  • 殺虫剤(参考文献8〜11)
  • 紫外線(参考文献13)

※ 避妊用ピルについては、ステロイドや免疫抑制剤との飲み合わせについて、主治医にご相談ください。また、フレア(再発)に関連しているという報告や、妊娠性疱疹の悪化につながる報告がありますので、併せてご相談ください。

 

 以上です。

 めちゃくちゃ大変でした。とりあえず、医学研究の方向性について、おわかりいただけたでしょうか。

 ここまで長々と書きましたが、基本的には、細かいことはなーんにもわかっていないのです。一応、原因の候補になっているものはあるのですが、特定はされていません。

 繰り返しになりますが、こういった事例的な情報が、あなたの天疱瘡に当てはまるかはわかりません。振り回されて疲れてしまったり、却って不健康になったりすることもあります。

 いかなる治療法を試してみるにしても、一人で試すのはやめてください。主治医にご相談を。

 ご注意ください。

  

 言うまでもありませんが、私は医学の知識も経験もなく、ただ英語が読めるだけの人です。信憑性については、十分に気をつけてください。

 ソースについては、一応論文ばかりですが、論文の中には、現在は否定されているものなどがあったりするので、あくまでも参考としてごらんください。

 

あー疲れた!もう論文読みたくないよー!

 

参考文献リスト

1 Tur, E. and Brenner, S. (1997), The role of the water system as an exogenous factor in pemphigus. International Journal of Dermatology, 36: 810-816.

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1046/j.1365-4362.1997.00350.x

2 Tur, E. and Brenner, S. (1997), Contributing exogenous factors in pemphigus. International Journal of Dermatology, 36: 888-893

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1046/j.1365-4362.1997.00334.x

3 Brenner S, Ruocco V, Pemphigus and dietary factors. In vitro acantholysis by allyl compounds of the genus Allium. Dermatology. 1995;190(3):197-202.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7599380

4 Ibrahim M,Role of acantholytic food free diet in the management of patients with pemphigus.Volume 18, No.1, April 2011, The Gulf Journal of Dermatology and Venereology

https://www.researchgate.net/publication/316919474_Role_of_acantholytic_food_free_diet_in_the_management_of_patients_with_pemphigus

5 大草 康弘, 杉山 悦朗, 田中 信, 柴苓湯が奏効した尋常性天疱瘡の1例, 日本東洋医学雑誌, 1992-1993, 43 巻, 3 号, p. 447-452 柴苓湯が奏効した尋常性天疱瘡の1例

6 山中 章好, 古橋 健彦, 菅谷 亜弓, 梅川 宏司, 真鈴川 聡, 金子 幸夫, 清脾除湿飲加減で水疱性類天疱瘡が完全寛解した一症例, 日本東洋医学雑誌, 2009, 60 巻, 4 号, p. 449-454

清脾除湿飲加減で水疱性類天疱瘡が完全寛解した一症例

7 Shingadiya RK, Sharma R, Bedarkar P, Prajapati PK. Autoimmune Bullous Skin Disease Managed with Ayurvedic Treatment: A Case Report. Anc Sci Life. 2017;36(4):229-233. Autoimmune Bullous Skin Disease Managed with Ayurvedic Treatment: A Case Report

8 Wohl (2003):sr Med Assoc J. 2003 Jun;5(6):410-2.

Pemphigus in Israel--an epidemiologic analysis of cases in search of risk factors. - PubMed - NCBI

9 Sharma (2015):Indian Medical Gazette — JUNE 2015

http://medind.nic.in/ice/t15/i6/icet15i6p219.pdf

10 Valikhani (2007):Pemphigus and associated environmental factors: a case–control study

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1365-2230.2007.02390.x

11 Brenner (2001):Int J Dermatol. 2001 Sep;40(9):562-9.

Pemphigus vulgaris: environmental factors. Occupational, behavioral, medical, and qualitative food frequency questionnaire. - PubMed - NCBI

12 Sävervall C, Sand FL, Thomsen SF. Pemphigoid gestationis: current perspectives. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2017;10:441-449. Published 2017 Nov 8. doi:10.2147/CCID.S128144

Pemphigoid gestationis: current perspectives

13 Kano Y, Shimosegawa M, Mizukawa Y, Shiohara T. 2000;201(2):132-8.

Pemphigus foliaceus induced by exposure to sunlight. Report of a case and analysis of photochallenge-induced lesions. - PubMed - NCBI